7月1日-3日にかけ、AKARAは「JAPAN TOURS FESTIVAL 2022」へ出演するためにフランスにいた。本当なら、2020年にはワールドツアーの一環として足を運んでいるはずだった。だが、コロナ禍によりすべての予定が白紙に。でもAKARAは、その頃から渡欧できるチャンスを伺っていた。そのタイミングが、7月に訪れた。
先に伝えると、AKARAは、7月1日-3日に出演した「JAPAN TOURS FESTIVAL」。そして7月14日-17日に行われる「Japan Expo 2022」と、フランスで行われる大きなJAPAN FESTIVALへ立て続けに出演する。
先に、「JAPAN TOURS FESTIVAL 2022」を終えての報告がメンバーより入ったのでお伝えしたい。AKARAは、同フェスの1日と3日にライブを実施。AKARAと言えば、箏や篠笛・能管奏者がメンバーにいることからもわかるように、日本の伝統音楽要素とヘヴィメタルなスタイルを折衷したバンド。海外のファンたちも、メタル要素の強い音楽性に興奮を覚えながらも、邦楽器の音色に強い感心の視線を向けていたようだ。AKARAといえば耳心地好いメロディアスな歌を魅力にしている。観客たちも、圧倒的な歌唱力を持つMIKIKOの歌に魅了されたのか、拳を振り上げながらも、彼女に熱い視線を向けていたそうだ。
選曲面でも、日本のアニメを筆頭にヲタクカルチャー好きが多く足を運ぶことから、『残酷な天使のテーゼ』など有名なアニソンも、AKARA色に染めたうえでさりげなく加え、初見の人たちの興味を引き寄せる工夫も凝らしていた。箏や篠笛の音色が際立つたびに場内中から歓声が上がれば、多くの楽曲で、観客たちが拳突き上げれば、AKARAのタオルを大きく掲げる光景も登場。MIKIKOの煽りに刺激を受け、その場で跳ねる人たちから、スマートフォンで熱心にラチイブの模様を撮影する人たちまで。リアクションは様々だが、みんなAKARAに強い感心を寄せていた。
2回のライブとも、最後に英詞曲の『BERSERKER』を演奏。この曲ではメンバーたちがクラップを求め、飛び跳ねながら煽るたびに、観客たちもメンバーらを真似てクラップをすれば、一緒に飛び跳ねるなど、気持ちを一つにした景色を作りあげていたそうだ。
現在、AKARAの公式twitter上にも、いくつか現地でのライブの模様をアップしているので、ご覧になっていただきたい。
次は、「Japan Expo 2022」でのライブが待っている。今回の2つのFESTIVALへの出演を通して得た手応え次第で、次は単独での欧州公演をAKARAは企てている。そのための最初の一歩として出演した「JAPAN TOURS FESTIVAL 2022」を通し、メンバーたちは今、次の展開を成功へ導くための自信と確信を得ている。それを確かなものにするために挑む「Japan Expo 2022」のライブ。こちらの模様も現地から届いたら、報告を入れたい。
TEXT:長澤智典
AKARA (和楽器ROCK Band) / 「Regeneration」【MV】
セットリスト
TOURS FES DAY 1
M0 Overture
M1 孤高
M2 RED
M3 迅雷風烈
M4 琥珀
M5 古典
M6 流音
M7 Absolute Zero
M8 Universe
M9 残酷な天使のテーゼ
M10 BERSERKER
TOURS FES DAY3
M1 AKATSUKI-暁-
M2 迅雷風烈
M3 KOHAKU-琥珀-
M4 残酷な天使のテーゼ
M5 孤高
M6 GUILTY
M7 ZIPANGU
M8 Shut xxxx up!!
M9 BERSERKER
SNS
https://akara.tokyo/
https://twitter.com/AKARAofficial
https://www.youtube.com/watch?v=X39PBzFhIb4