2度の武道館公演を成功に収め、今や飛ぶ鳥を落とす勢いでヴィジュアル系シーンを駆け抜けているバンド、己龍。
和製ホラーと痛絶ノスタルジックというバンドコンセプトを貫き、精力的な活動を続ける彼らの魅力に改めて迫ってみたいと思います。
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知ってほしい!己龍の歴史や今、音楽を教えちゃいます!
その1 己龍を形作るメンバーたち!
2007年に結成された己龍は、衣装面や楽曲面でも唯一無二の個性を打ち出しています。
そして己龍という個性を体現しているのが、5人のメンバーたちです。
唯のヴォーカル・黒崎眞弥
痛絶ノスタルジック代弁第壱人者兼ギター・酒井参輝
ギター・九条武政
ベース・一色日和
ドラムス・遠海准司
パート名ですら他のバンドでは見られない表現がなされています。
また、それぞれのメンバーにはイメージカラーがあり、ライブ時には好きなメンバーのカラーを身に着けたファンが多く見受けられます。
その2 結成から武道館までの道のり
結成と同じ2007年から活動を開始した己龍は、2年間の自主レーベル活動を経て、2009年から現在の事務所に所属しました。
同年、1stシングルをリリースしたことを皮切りに毎年作品を発売しており、それに合わせて毎年必ず巡業(ツアー)が組まれます。
己龍はライブの本数が多いことで有名で、国内をまわる巡業に加えてアジア巡業も敢行したり、過去には3度も47都道府県巡業を行っています。
そして2015年、3度目の47都道府県巡業の千秋楽で、あの日本武道館の舞台に立ちました。
しかし彼らはそれだけにとどまらず、2016年のツアーで再び武道館へと戻ってくるという偉業を成し遂げたのです。
その3 初めての人におすすめの曲はこれ!
己龍の楽曲は、「暴れ曲」とも呼ばれる激しい曲やデスボイスやシャウトなどを取り入れた少し怖いと感じられる曲が多くあります。
ぜひそのような曲も聴いてほしいのですが、最初は少し抵抗がある…という方にも聴きやすい曲をいくつかご紹介します。
明鏡止水(1stアルバム「明鏡止水」収録)
別レ日和ハ仄カニ染マル(4thシングル「水無桜」収録)
叫声(7thシングル)
彩(14thシングル)
己龍の楽曲の中でも、比較的耳に馴染みやすいきれいなメロディーやキャッチーな曲を挙げてみました。
また、バラード調の曲もいくつかあり、どれも「聴かせる曲」で心に沁みる作品ばかりです。
その4 怖いけど美しいMVの数々
楽曲の世界観を目で楽しめるのがMVですね。
己龍の楽曲でいえば、見やすくてとっつきやすいMVももちろんありますが、「己龍らしさ」が伝わってくるのはやはり激しい曲に不気味なMVという組み合わせです。
その中でも、見てみてほしいMVを挙げてみたいと思います。
雨夜ニ笑ヱバ(4thシングル「水無桜」収録)
鬼祭(6thシングル)
アカイミハジケタ(11thシングル)
百鬼夜行(5thアルバム「百鬼夜行」収録)
「和製ホラー」のコンセプトに恥じない恐怖感や不気味さを押し出しながらも、どこか美しさを感じるMVは見る者を惹き付けます。
ですが流血表現や、いわゆるグロい表現が多用されているMVもあるので、苦手な方は気を付けて頂きたいと思います。
その5 己龍の真髄はライブにあり!
バンドの魅力を一番感じることができるのは、やはりライブに行くことです。己龍も例外ではありません。
己龍の特徴としては、曲のフリに扇子を使うものがあります。ライブグッズとして毎回違うデザインのものが販売されており、扇子を使う曲の時の客席はとても華やかです。
しかし、前後左右全て、手も足も頭も全て使ってとにかく動くのも特徴ですので、なにより体力が必要かもしれません。
ライブ本数が多いということが示すように、ライブでこそ己龍の真髄を自分自身で感じることができます。
まずは、いくつか公式にアップされている振り付け講座の動画を見ながらライブの予行演習などしてみてはどうでしょうか。
その6 押さえておきたいライブの定番曲
ライブが盛り上がる定番曲というのは、どのバンドにもあると思います。
全ての曲を知らなくとも、会場が一気に盛り上がる定番曲は覚えておきたいところです。
では、これは己龍の定番曲といえる曲をご紹介します。
・アナザーサイド(1stアルバム「明鏡止水」収録)
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・空蝉(3rdアルバム「朱花艶閃」収録)
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朔宵(4thシングル「水無桜」Dタイプ収録)
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暁歌水月(4thアルバム「暁歌水月」収録)
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定番曲は盛り上がるだけでなく、フリが揃うことによって生まれるファンとメンバーの一体感を、一番肌で感じることができる瞬間でもあります。
その7 ここしか見れないメンバーたちの別の顔!
MVやライブなど、かっこいい己龍の魅力を紹介してきましたが、そんな彼らの違った一面を見れるのが所属事務所「B.P.RECORDS」のYouTubeチャンネルです。
作品のスポットCMやフルMVもアップされていますが、何より注目なのは企画動画の数々です。
特に、事務所が発行しているフリーペーパー「B.P.Magazine」の表紙争奪戦を、後輩バンドであるRoyzとコドモドラゴンとともに繰り広げている姿は、限りなく素に近い彼らを見ることができます。
かっこいいだけではない、己龍の違った表情を見れる動画は必見です。
2016年の10月には、日本最大のヴィジュアル系フェスとして開かれた「VISUAL JAPAN SUMMIT」にも参加し、LUNA SEAやX JAPANといったレジェンドたちを前に堂々とやりきりました。
11月には新曲の発売と、それに合わせた新たな巡業を控えており、さらに進化を続ける己龍のこれからに注目です。
己龍公式頁
http://www.kiryu-web.net
B.P.RECORDS YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCR9AUYUG67Mk58Sg2-Op9Qg
知ってほしい!己龍の歴史や今、音楽を紹介!
その1 己龍を形作るメンバーたち!
その2 結成から武道館までの道のり
その3 初めての人におすすめの曲はこれ!
その4 怖いけど美しいMVの数々
その5 己龍の真髄はライブにあり!
その6 押さえておきたいライブの定番曲
その7 ここしか見れないメンバーたちの別の顔!