手軽に音楽を始められるようになった昨今、彼がバンドをやっていることを初めから知って付き合うこともあれば、好きになった相手がたまたまバンドマンだった…なんてこともあるかもしれません。異性から憧れられることも多いバンドマン。今回は、そんなバンドマンと付き合っていく上で注意することについて考えてみましょう。
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真剣にバンドマンと付き合う!?その前に考えたい3つの事
その1 お金がない
音楽活動は意外なほどお金がかかるものです。スタジオ代、機材代、ピックや弦などの消耗品代のほか、ライブハウスを1日借りれば10万円くらいは簡単に飛んでいきます。V系バンドのように見た目も自分たちの表現の中に組み込んでいるのであれば衣装代やメイクの費用も必要です。
多くのバンドマンはその多大な活動費をアルバイトなどで細々と稼ぎながら生活しています。定職に就いているサラリーマンなどよりも収入が不安定な中、限られた予算で切り詰めて活動をしているので当然デートなどにかけるお金も十分にありません。
そのため、デートで高級レストランに連れて行ってくれるとか、誕生日に高価なサプライズプレゼント…なんてことは期待しないほうがいいかもしれません。
恋人にお金を借りるような甲斐性なしのバンドマンは少ないですが、少なくともファミレスデートの割り勘くらいは大目に見てあげて欲しいところです。
その2 時間がない
お金同様に限られているのが時間です。ライブをやっている時間以外にも、スタジオ練習、楽曲制作、PVや音源の編集など、バンドマンは忙しいもの。逆に、好きなことにそれだけ多くの時間をかけていられるからこそ、イキイキとしていて魅力的なのかもしれません。
土日の休みをライブに充てていればデートはできませんし、曲や歌詞が書けないときは一人になって集中したい…なんてこともあります。グッズの制作や在庫管理も自分たちでやっていたら更に忙しくなるので、一緒に居る時間を作るのはなかなか大変かもしれません。
音楽活動や仕事のシフトの合間にしかデートの時間を作れないので、彼のスケジュールに合わせて時間を調整できるくらいの余裕がないと、まとまった時間は確保できないかもしれません。
ただ、昔から「亭主元気で留守がいい」とも言われていて、毎日一緒にいる時間が長すぎると、やがて倦怠期を迎えて仲がギスギスしてしまうこともあるので、彼と音楽と3人で仲良くやっていくくらいの気持ちでいるとうまく付き合えるでしょう。
その3 ③ SNSの発信に注意
Twitter、Facebook、Instagramなど、写真の投稿ができるSNSは色々あります。どのツールも使っていない人は、案外もう少ないのではないでしょうか。しかし、こういったSNSを利用するときにも、写真の投稿にはくれぐれも注意してください。
特に、彼とのツーショットの投稿は要注意。位置情報が添付されてしまったら完全にアウトです。真剣に音楽活動をしている人であれば、不要なトラブルを避けるためファンとは一定の距離を取るのが普通です。
それでも、彼の存在はそれ自体が商品…ブランドなのです。位置情報まではなくても、近くの町に住んでいて土地勘がある人間であれば背景に写っているものである程度場所が特定できてしまいます。そうすると、彼の活動に生活感が出てしまい、音楽に付随するブランドイメージに傷が付いてしまうのです。
また、彼に憧れている異性が多い、というところも見逃せません。前述の通り、彼は存在自体がブランドの商品みたいなものです。そんな彼と付き合っているあなたはファンの子からすれば羨望の対象です。事件に繋がるようなことは簡単には起きないでしょうが、妬ましく思われることは覚悟しなければいけません。
その4 結婚が遅れる可能性
今まで見てきた通り、バンドマンの生活は時間も収入もなかなか安定しないのが実情です。ある程度安定した生活サイクルと収入の見込みがないと踏み出しづらい、結婚はなかなか難しいかもしれません。
結婚適齢期になってくると彼もそのことは気にしていて、口には出さなくても引け目を感じていることがほとんどです。それでも「いつ結婚してくれるの?」などとは迫らないでほしいのです。ちなみに、「そろそろ就職すれば?」「いつまでバンドやるつもりなの?」などの言葉も同様です。
これらの言葉は『バンドを辞めて欲しい』という圧力になり、バンドマンにとって強烈なストレスになってしまいます。
音楽をやっているから日々が充実していてイキイキしていられたのに、凡庸な生活を求めてしまえば彼の良さは立ちどころシュンと無くなってしまいます。これは仕事をバリバリやっていたビジネスマンが定年退職した途端に無気力でつまらない人間になってしまうのと同様。
音楽活動はいつか終わらせなければいけないかもしれませんが、それを強制しないでいてあげて欲しいのです。
以上のことから、ある程度経済的にも精神的にも自立していて、夢中になれるものを持っている彼を微笑ましく見守れる人がバンドマンの恋人に向いている人かもしれません。音楽も彼の一部と捕えて、ぜひともいつか幸せになってください。
真剣にバンドマンと付き合う!?その前に考えたい3つの事
その1 お金がない
その2 時間がない
その3 SNSの発信に注意
その4 結婚が遅れる可能性
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