VisUniteの「Pick Up インタビュー掲載 ランキングイベント」にて1位を獲得。その特典として、今回のインタヴュー配信の権利を獲得したNvM。
最新2ndシングル『CALL YOUR NAME』を発売。2018年2月6日には、「NvM presents[NvM Fest2018]」の開催も決定。話題のNvMの魅力を、ここにお伝えしよう。
ここまでファンの人たちと一緒に繋がりを高めあえるSNSは、他にはないと思ってる。
――今回は、VisUnite内ランキングイベント「Pick Up インタビュー掲載 ランキングイベント」を記念してのインタビューになります。みなさん、1位の反響をどのように受け止めています?
雄大:NvMのファンの子たちが支え、応援してくれた結果を、数字という形を通して見せてもらえたことは僕たちとしてもすごく嬉しいこと。
朋:これまでは応援してくれるみんなの気持ちを数字で確認することがなかったぶん、今回の結果を通し、これだけ多くの人たちがNvMを支えてくれてるのを目にすることが出来たのが嬉しかった。しかも1位ランキングバンドという認識は、ファンたちのみならず、ライブハウスの人たちや同じバンドマン、関係者の人たちにも知れ渡っているようで、「NvMって、あのランキング1位を取ったバンドだよね」と言われることも多いように、今まで以上に存在が知れ渡ってきたのも実感しています。
――NvMの場合、何度も月刊ランキングで1位を獲得しています。その要因を、メンバーはどのように受け止めているのでしょうか?
朋:ファンの人たち一人一人の力が強いからだと受け止めています。主催イベントを行えば、応援してくれる人たちが友達にも声をかけ誘い出してくれたり。秋に初の全国ツアーをやったときも全ヶ所一緒にまわってくれた人たちもいたように、ファンの人たちの熱い気持ちに支えられていることが、これまでの結果へ結びついたことだと受け止めています。
雄大:お客さんがそうやって熱く応援してくれているおかげで、NvMの名前もどんどん広がっている。それが嬉しい。
――ファンの人たちの熱意を感じることも多いでしょうか?
雄大 :一番身近に感じるのが、物販のとき。「VisUniteで知りました」「VisUniteの投票で応援しています」と声をかけられるたび、たくさんの人たちが観てるんだなぁとは感じてる。
朋:しかもVisUniteは、応援しているお客さんどうしの頑張りも見えるじゃないですか。それをファンの人たち自身で楽しんでいる姿として見えてくるのも、VisUniteの楽しみ方だなと感じてる。
Ken:新宿ReNYで行ったイベント「VisUnite Fest Special Edition vol.01」を通し新宿ReNYのステージに立てたことも、そう。あそこへ立てたのも、ファンの人たちが熱心に応援してくれたからこそ。あのときは、僕らも「新宿ReNYのステージに立ちたい」と強く想いを伝えていたし、ファンたちも「NvMと一緒に新宿ReNYのイベントを楽しみたい」という気持ちになり、必死に応援してくれました。あの熱意を感じたときほど嬉しかったことはなかったです。
――新宿ReNYで行われたイベントは、いろんな人たちへNvMの魅力を伝えてゆく最高に刺激的な場になっていましたよね。
Ken:そうなんです。バンドにとっても、これまでの活動の中で一番大きなステージに立てれば、あれだけ大勢のお客さんたちの前で演奏出来たのも良い刺激になったこと。同時に、NvM以外のファンの人たちや関係者、他のバンドマンの方々へ「NvMは熱いファンたちと一緒にこの舞台に立つことが出来た」と示せたのも、すごく嬉しかったことなんです。
――みなさんは、VisUniteの魅力をどんな風に受け止めています?
朋:誰でも気軽に参加出来れば、応援しているバンドマンの支持を数字という形を通して体感出来るところが、バンドマン側にとっては嬉しいこと。「いいね」ボタンを押し、鳩を飛ばして応援してくれることで、応援している気持ちが数字として見えれば、それを知ることで、僕ら自身もファンの人たちと想いを共有していける。むしろ、ここまでファンの人たちと一緒に繋がりを高めあえるSNSは、他にはないなと思っています。
型破りなNvMをVisUniteというヴィジュアル系のサイトで、しかもランキング1位という形で支持されたことが僕ら嬉しいこと。
――NvMが活動を開始したのが、2016年5月のこと。最初から明確な音楽性を提示したうえで活動を続けてきたのでしょうか?
Ken : 活動当初は、けっこう模索していましたね。
朋:NvMとして本始動する以前から、何本かシークレットライブ活動を行い、そのライブを経験するたびに「こっちの方向性を押し出そう」「こう変えたほうがいいんじゃないか」と試行錯誤をしていったのはもちろん、本始動してからも、音楽性のみならず、ヴィジュアル面での変化も含め試行錯誤は続けてきたこと。今でも「このままで良いのか!?」という想いを持ちながらつねに進化を求め続けているように、これからも試行錯誤は続けていくことだと思っています。
――とはいえ、ラウドな音楽性を軸にという姿勢は貫いていますよね。
Ken:そこはぶれてないところ。そもそもNvMへ求めていた音楽性が「ゴリゴリなラウドロックをベースにしながらも、口づさみやすいキャッチーなメロディを持った歌を表現したい」ということ。僕自身はヴィジュアル系の音楽が好きだし、ずっとヴィジュアル畑で活動してきましたが、朋さんはもともとハードコア畑の人。だから、そこのシーンで培った個性や色も上手く反映させつつ、自分の中にあるヴィジュアル系音楽としての要素と上手く重ね合わせてもいきたかったです。そこをどう上手く融合し昇華してゆくかは、今でも試行錯誤しているところです。
――朋さん自身、メロを歌えば、グロウルやラップまでと多彩な声の表現を用いています。
朋:その楽曲に合う歌のスタイルを求めた結果、いろんな歌唱法を用いてたということで、とくにそれを意識していたわけではないです。むしろNvMは、ヴィジュアル系という世界の中でいかに勝負を仕掛けていけるかを意識して活動を始めたバンド。嬉しいのがヴィジュアル系ファンのみならず、ハードコアやラウドロック好きなファンたちからも支持を得ていること。たまにラウド系のイベントに出れば、ハードコアバンドの地方ツアーへ同行したこともあったように、ヴィジュアル系ファン以外の層からもNvMは支持を得ている。バンドとしてはヴィジュアル系というシーンへ強く意識を向けながらも、そうやって枠を超えて支持をもらえるのは素直に嬉しいことだなと思って。
――朋さん自身、ヴィジュアル系の世界へ飛び込んできたとき、いろんな戸惑いを覚えませんでした?
朋:今でもそうですけど、いろんな戸惑いは覚えてきたこと。Kenと雄大はヴィジュアル系に詳しいからこそ、2人から「こうやったほうがファンの人たちは喜んでくれますよ」とアドバイスを受ければ、それを素直に受け入れてやっているし。逆に自分がハードコアなシーンで学んだことを、ヴィジュアルシーンへ活かしてもいるように、そこは、メンバー内でもお互いに吸収しあっているのが現状ですね。
――NvMの強みは、ヴィジュアル系という枠の中で活動しながらも、良い意味でヴィジュアル系という枠組みを逸脱しているところにあるのかなと思います。
Ken:実際NvMとして活動を始めた当初から、今も、「お前らの音楽性やスタイルはヴィジュアル系じゃないよ」とか「型破りなバンドでいたいんでしょ」と言われますけど。自分たち自身はヴィジュアル系とハードコア系の壁をぶち壊そうと思ってもいなければ、そもそも、そんな壁を作ってるのは一体誰なの?という意識なんですよ。たとえヴィジュアル系という枠があったとしても、その中でNvMは自分らの好きなことを自由に表現してゆくのみ。結果、それを「ヴィジュアル系っぽくない」と言うのなら言えばいい。
でも、そんなNvMをVisUniteというヴィジュアル系のサイトで、しかもランキング1位という形で支持されたことがNvMとしてはとても嬉しいこと。言ってしまえば、ヴィジュアル系バンドNvMとして認知され、支持を得たってことですからね。
――確かに。
Ken:今のNvMのライブスタイルは、どちらかと言えば90年代ヴィジュアル系バンドのスタイルに近いなとも思っています。それこそ汗だらだら流れるほどめちゃくちゃ暴れまくるライブをやっているように、僕ら自身は、それこそがヴィジュアル系だと思ってやっていることでもある。だから、まわりが何を言おうと自分らは否定も肯定もせずという感じです。
「これがNvMらしさ」とつかんだ感覚を、より具体的な形へ落とし込んだのが2ndシングルの『CALL YOUR NAME』。
――NvMは、先日2ndシングル『CALL YOUR NAME』を発売しました。この作品へ収録した3曲は、まさに今のNvMらしさを象徴している歌たちという印象を覚えました。
Ken:無料配布音源『GIVE THE BIRD』、1stシングル『BRING IT ON DOWN/LOVE』を通し「これがNvMらしさ」とつかんだ感覚を、より具体的な形へ落とし込めたのが2ndシングルの『CALL YOUR NAME』。そういう面では、言われたような感覚を持った作品ではあるのかも知れません。実際、サウンド面の軸に関しては、ぶれない表現が出来ているなと思っています。
雄大:表題曲の『CALL YOUR NAME』は、激しさとバラード面を融合したロックバラード風。まさにこの曲こそ 、NvMだからこそという表情を持った楽曲になったなと思ってる。
もう一つ、今のNvMの個性になっているのがリズム面。今のサポートドラマーがレイドバックした演奏を得意とするドラマーのように、彼の味を活かしたリズムアプローチをした結果、他のバンドにはない個性を楽曲の中へ出せたなとも感じてる。
朋:自分の歌声の表現の自由度も、2ndシングルではかなり増しているんでね。
――2月6日(火)には、新宿HOLIDAYと新宿clubSCIENCEの2会場を舞台に「NvM Fest 2018」も開催になります。
朋:「NvM Fest」は、NvMの日である2月6日に毎年開催していこうと今年から始めたこと。
Ken:2会場を舞台にしたFesであり、当日のタイムテーブルも事前に発表し、2会場を行き来して楽しめるようにするつもりです。何よりこのFesを大きく育てながら、いつかはもっと大きな規模で開催したいと思っています。
――秋には全国ツアーも行いました。今後も地方公演は積極的にやってゆく意識でしょうか?
Ken:実際に今回各地をまわりながら、ライブを通しNvMのファンになってくれた人たちを多く実感することが出来ました。各地にNvMのファンがいるのなら、頻繁にとはいかなくとも、なるべく足を運びたいなとは思っています。
NvMが世の中が思っている一般的なヴィジュアル系バンドでないのなら、その新しい形を認知させてやるのが俺らの使命。
――NvMのライブの魅力は、お客さんたちを熱狂の中へ巻き込んでゆく姿勢だとも感じています。
朋:ライブハウスでのライブって、バンドマンとスタッフさんとお客さんたちみんなで作り上げてゆくものだと思っています。少なくとも僕がライブハウスで観てきたライブは、みんなの汗や声でグチャグクャになった熱狂が支配してゆくもの。だからこそ、自分らも積極的にお客さんたちを煽っていくんだけど。自分なんかは、それでもボーッと立っている人たちに関しては「しょうがない」と観てしまうんだけど。うちの雄大は客席へ降り、いきなり前へ引きずり出したりしてくからね。
雄大:ライブ中、ボケーッと突っ立ってる人を観ると、つい驚かせに行きたくなるんです。
朋:それくらいNvMは、お客さんも巻き込み、一緒に熱くなるライブをやっていきたいなと思っています。
――そんなNvMですが、2018年の夏にワンマンライブを行うことを発表しました。
Ken:今のNvMは、そのワンマン公演へ向け想いを注ぎ込んでいく形で突き進んでいます。NvMの提示した行動に対して、まわりの人たちは「今のお前らには早すぎるよ」とか「そんなの無理だよ」と言うんだけど。自分たちから積極的に動き、それをつかみ取っていかないことには何も変わらないです。事実そう言われながらも、VisUniteを通してランキングの1位を何度も獲得すれば、新宿ReNYを舞台にした大きなイベントにも出演したし、全国ツアーだってやることが出来た。そうやって、どんどん世間の常識をNvMは覆してやりますよ。
朋:NvMが、世の中が思っている一般的なヴィジュアル系バンドでないのなら、その新しい形を認知させてやるのが僕らの使命。そのためにも…。
雄大: 2ndシングルの『CALL YOUR NAME』を聞いてください。
TEXT:長澤智典
■NvM
Official Site:https://t.co/1LK2FH627f
Twitter:https://twitter.com/NvM_Tokyo
■アプリ概要
アプリ名:VisUnite(ヴィジュナイト)
アンバサダー:YOHIO(ヨヒオ)
対応OS:iOS(iOS7 以上)、Android(4.03 以上)
利用料金:無料(アプリ内課金あり)
ダウンロード URL:
◆「VisUnite」iOS 版ダウンロード URL
https://itunes.apple.com/us/app/vu-ijuaru-xipurattofomuapuri/id1156748781?mt=8
◆「VisUnite」Android 版ダウンロード URL
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.visunite.vunite
公式HP:http://visunite.com/
公式Twitter:https://twitter.com/VisUnite
■VisUnite 機能説明
VisUniteはヴィジュアル系アーティストが投稿した写真・動画の閲覧、
ユーザーからのLO▼U(応援)でアーティストを応援するユーザー参加型のSNSアプリ。
アプリに参加しているヴィジュアル系アーティストはLO▼U数(応援数)に応じて
イベントの出演機会・雑誌/CM広告の出演などバンド活動に必要な機会を手にする事ができる。
またユーザーにも使用したLO▼U数(応援数)に応じて、VisUniteから特別なプレゼントを提供する。
「VisUnite」のアンバサダーには、ヴィジュアル系アーティスト”YOHIO”を起用している。