4月8日(日)、TSUTAYA O-NESTを舞台に、新生CANDY GO!GO!として初となるワンマン公演「HONEY TRAP RELEASE ANNIVERSARY GIGS」を開催する。この日は、バンドを従えてのライブ。タイトルへも記したように、この日より会場販売&配信限定シングル『HONEY TRAP』の発売もスタート。CANDY GO!GO!が今、どんな意識を持って4月8日を迎えようとしているのか、その言葉をお届けしたい。
ステージ上で『HONEY TRAP』を歌うときはムンムンセクシーにアピールしていきますけど、プライベートでは「愛も糞もねぇ、信じるのは己のみ」みたいな感じです。
――最新シングル『HONEY TRAP』が、完成。みなさん、ハニートラップを仕掛けるタイプ??
杉本 わたしは狙いを定めたら、「この子、俺のことをこういう風に思ってくれてるのかなぁ」とわざとその気にさせつつジワジワと攻めながら、気がついたら相手がひっかかってたという小悪魔系のハニートラップを仕掛けます。
磯野 えーっ、したたかーっ!!。まぁ女性の場合、相手に「自分に気持ちがあるよ」と思わせぶりにしてゆくハニートラップを仕掛けることは往々にしてあるからね。
菜月 わたしは奥手なんで、来るのをひたすら待つだけです。もちろん、雑誌などに特集で載っている「男を落とすテクニック」などの記事を読んだ経験はありますけど。『HONEY TRAP』で歌っているような経験も実感もないから、「女性ってこういう感じで仕掛けていくのね」という感覚で歌ってました。
高城 わたしも待つ派だから「こういう女性もいるんだ」って感じだったし、わたしとは真逆だなと思ってました。わたしは、仕掛けるよりは仕掛けられたいです。
永瀬 わたしは「好き好き好き」とすごく言っちゃうくらいにグイグイ行き過ぎて、逆に引かれちゃうタイプです。
磯野 それはハニートラップじゃなくて、ダイレクトアタックだもんね。
永瀬 だから、わたしもハニートラップが出来るようになりたいです。
なぎさ わたし、ハニートラップを仕掛けられてたら、今、こんな風にはなってないです。まず、わたしは「愛を信じてない」。この世の中の人たち全員が浮気する生き物だと思っています。全員が遊び人に見えるから、この世の中には愛なんてないと思ってる。ステージ上で『HONEY TRAP』を歌うときはムンムンセクシーにアピールしていきますけど、プライベートでは「愛も糞もねぇ、信じるのは己のみ」みたいな感じです。
――りんさんって、未来さんとは真逆な性格じゃないですか??
磯野 表面上は逆なんですけど、本質的な面は同じです。わたしも「本当の愛なんてないだろう」と思ってるから、相手が遊びとしてアプローチしてくるなら、こっちも遊びとして遊んじゃうよというタイプ。
りん わたし、それが遊びでも、やっぱし遊びたくもないし、遊ばれたくもないんです。そうなったら、人として大切な感情を失ってしまいそうな気がして。だから、恋愛には何も関わり合いたくないんです。
――ファンの人たちに対する愛は??
なぎさ めっちゃありますよ。ただし、そこはLOVEではなくLIKEです。
『HONEY TRAP』は、アーティストCANDY GO!GO!としての色を提示した新しい第一歩の歌。
――『HONEY TRAP』は、とても華やかでゴージャスなパーティチューンとして完成。
なぎさ これまでのCANDY GO!GO!にはなかったパーティ感を持った楽曲になりました。中に英詞のラップも出てくるんですけど。そこはライブごと、その場の雰囲気で自由に言葉を変えているように、『HONEY TRAP』は臨機応変自由に遊べる楽曲にもなりました。
杉本 ロックなダンスも、これまでのCANDY GO!GO!にはないスタイルだなと感じています。
磯野 今のCANDY GO!GO!って、まさに次なる展開や、自分たちの活動のフィールドを塗り替えてゆくうえでも、いろんな転換の時期。だからこそ、あえていろんな挑戦も行っているわけなんです。
――「ロックユニットCANDY GO!GO!」としてのスタイルを築きあげてゆくうえでのプロセスを、今、作り上げてるということですよね。
磯野 そうです。「ロックなアイドル」ではなく「ロックユニットのCANDY GO!GO!」と昨年7月に宣言し、CANDY GO!GO!は活動を続けてきました。今は、そのカラーを浸透させている時期であり、自分たちで新しいフィールドを開拓し続けている状況のように、まだまだ変化してゆく過程の段階だし、そこを今は、いろんな形で提示している時期。だからこそ、失敗も成功もすべて上手く飲み込みながら、その先へ繋げていけたらなと思っています。中でも、『HONEY TRAP』はアイドルだったら絶対に歌わない楽曲のように、アーティストCANDY GO!GO!としての色を提示した新しい第一歩の歌になったなと思います。
『HONEY TRAP』の魅力をメンバーが盛り上がって語る!?
――メンバーそれぞれに抱いてる『HONEY TRAP』の印象も聞かせてください。
高城 わたし、比較的重めの楽曲が好きなんですけど、『HONEY TRAP』をライブで歌ったらめちゃくちゃ楽しくって。「こういう曲調も好きだなぁ」と自分の中での新しい発見にもなったように、わたしの中で一番好きな歌が『HONEY TRAP』なっています。
磯野 磯野は、『HONEY TRAP』のBメロに記された「ねぇダーリン、あれすごくイイネ」と歌ってるんですけど。普段はぜんぜんそういうキャラじゃないけど(笑)、ライブでは色気を出しながら格好つけて歌ってるところが見どころだと思います。ライブではみんな『HONEY TRAP』を本気で楽しんで歌い踊っているように、みんなも一緒にライブで騒いでください。
菜月 これまでにあるCANDY GO!GO!楽曲の中でも、ダンス面ではめちゃくちゃ格好いい仕上がりになりました。何より、そのダンスを活かしたライブパフォーマンスに注目して欲しいです。あと、『HONEY TRAP』のMVでは、大人の女性の持つセクシーさや、楽曲に合わせはしゃいでいるパリピ感も出しているように、その映像から、普段のCANDY GO!GO!とは違う、メンバーらの素顔見える表情も楽しんでもらえたらなと思います。
杉本 『HONEY TRAP』はサックスやトランペットの音色も印象深ければジャジーな要素も入っているように、CANDY GO!GO!を通し新しいジャンルへ踏み込めたことが嬉しいんです。個人的には、初めてCDとMVにわたしの歌声と姿を収録できたことも嬉しいことなんです。
永瀬 そこは、わたしも同じ。『HONEY TRAP』は、とにかくダンスが格好いい。しかも、間奏ではお客さんたちと一緒に掛け合いをしたりなど、一緒に楽しんでいけるところがポイント。何より、CANDY GO!GO!が一番大事にしているライブ感を感じて欲しい楽曲だし、イベントでの盛り上げ曲になっていくのは間違いないです。
なぎさ この曲を味わいたいなら、音源以上に、「まずはライブで聞け」と言いたいです。『HONEY TRAP』というタイトルのよう色仕掛けを施していくようにセクシーさもあるんですけど。この歌は、アドリブを活かせる要素が多い楽曲のよう、CANDY GO!GO!が何よりも大事にしているライブでこそ本領を発揮出来る歌なんてす。永瀬さんも言ってたようイベントの盛り上げに欠かせない楽曲のように、まずは「ライブに来て一緒に騒げ」って気持ちです。
なぎさりんが語る『未練タランティーノさん』な未練たらたらぶり!?
――りんさんは、もう1曲『未練タランティーノさん』の作詞も行いました。
なぎさ 『未練タランティーノさん』は、アルバム『IDOROCK』に収録した『事件File.055』の前編となる歌になります。最初は短いアカペラナンバーにしようというアイデアがプロデューサーのOKPから上がってきたんですけど、楽曲を聴いたときに、幸せになっていく人を見て、どんどん未練を断ち切らねばいけない自分や、幸せにしている姿へむかつく主人公の姿が浮かび上がり、その感情の矛先が『事件File.055』へ繋がってゆく流れが生まれたことから、結果、アカペラではなくショートバージョンのバラード曲として『未練タランティーノさん』を作りました。
この歌声には虚無感を出したかったから、心を燃え尽き状態にさせたうえで、一度気持ちをフラットに戻して歌ったところ、すごく表情の似合う歌声になりました。機会があれば、ぜひ『未練タランティーノさん』『事件File.055』の流れで歌いたいなと思います。
なぎさりんが語る『BORDERLESS』について。
――今回の作品で特徴的なのが、『BORDERLESS』と『Borderless』の2曲。
なぎさ もともとプロデューサーのOKBから「同じ楽曲なのに異なる表情を描いた二面性を出したい。それがCANDY GO!GO!の提唱するボーダレスな活動を示す形にもなるから」と言われてたんですね。最初は、その気持ちを反映した歌詞にと思ってたんですけど、その時期の精神状態がそこへは向いていなかったから、ぜんぜん異なる内容の歌詞になったんですけど(笑)。この2曲中、最初に生まれたのが『BORDERLESS』でした。
――曲調と歌詞を変えることで、まったく違う楽曲という印象を与えてくれました。
なぎさ 最初にわたしが『BORDERLESS』の歌詞を書き上げ、その歌詞についてのアンサーソングとしてアイアイ(菜月アイル)が『Borderless』の歌詞を書いてます。
菜月 りんさんの書いた『BORDERLESS』は、「一度死んでふたたび生き返り、人生をやり直そうよ」という歌なんです。だからわたしの書いた『Borderless』は、「死にたくない、生きたいよ」という内容で書きました。だから、曲調も歌詞も真逆になっています。
なぎさ 『BORDERLESS』の歌詞を書いてる時期って、心がからっぽでした。別に死にたいわけじゃないけど、「なんか生きててつまんないなぁ」「なんか楽しくないなぁ」と感じることが多かったんですね。「夢の中では楽しいことがあるのに、なんで現実の世界はつまんないの??。だったら一度死んで、夢の世界に飛び込んでいきたい」「一度死んで、もう一度生まれ変わり、人生をやり直したら楽しいのかな」。そんなことを思ったときに生まれたのが、この歌詞でした。だから歌詞にも、「別に死にたいわけじゃない」「なんとなく生きてるのにもう飽きたんだ」と書いたんです。
わたし、刺激がないと駄目なんです。なぁなぁとした生き方につまんなさを感じる性格。歌詞へ「生まれ変わって」と書いてるように、この歌の主人公はポジティブな気持ちで死んでます(笑)。
菜月アイルが語る『Borderless』に込めた想い。
――アイルさんは『Borderless』の歌詞を、『BORDERLESS』のアンサーソングにしたいと言ってましたよね。
菜月 そうです。せっかくの関連性を持った2曲だったから、歌詞にもその関連性を持たせようと思い、そうしていきました。
この歌に登場する主人公は、普段あまり自分の感情を表に出さない人。本当は好きなのに「好きだよ」と言えないままでいるんですけど。もし、その人が死んでしまったら「その人の前では一生好きと言えなくなるんだ」という気持ちに気づき、そこから「言える機会があるならしっかり「好き」と伝えておこう」と思うんですけど。でも、その言葉を言おうとしたときには遅かった。それでも「好き」と口にしようという、とても切ない歌になっています。何時かは『BORDERLESS』『Borderless』の順番でライブでも披露してみたいなと思っています。
メンバーの語る『BORDERLESS』と『Borderless』への想い。
――他のメンバーは、『BORDERLESS』と『Borderless』についてどんな想いを抱いています??
高城 ベースは同じ楽曲なのに、アレンジや歌詞によってこんなにも変わって聞こえるんだというのを実感出来た2曲になりました。
磯野 『BORDERLESS』の曲調は、これまでのCANDY GO!GO!にも通じるものがありましたが、『Borderless』はレゲエバージョン。そのノリを上手くつかんで歌うのは難しかったけど、刺激もありましたからね。
杉本 どっちの楽曲も、聴いた瞬間に歌の世界へ入り込める楽しさがあれば、どららもCANDY GO!GO!の中へ新しい要素を加えたなと感じました。
永瀬 『BORDERLESS』で「死にたい」と言いながらも、最期に「2度めの人生に祝福を」と言ってるように、明るい感じで終わるところが好きです。『Borderless』の切ない感じのダンスも、個人的にはお気に入りなんですけど。同じ楽曲でも、こんなに歌詞やアレンジで雰囲気が変わるんだということが、何よりも嬉しい驚きでした。
今回のワンマン公演を通し、最終形態のCANDY GO!GO!を感じて欲しいんです。
――CANDY GO!GO!は4月8日・TSUTAYA O-NESTを舞台に、バンドを従えたワンマン公演「「HONEY TRAP RELEASE ANNIVERSARY GIGS」を行います。この日は、CANDY GO!GO!の今後を占ううえでも大きな分岐点となるライブになります。
磯野 アーティスト寄りな活動をしてきたこれまでの経験の一つの成果を、CANDY GO!GO!があるべきスタイルであるバンド編成として伝えながら、ここからさらにボーダレスな活動をしてゆく意志を示す場になります。同時に、現在の6人編成で初のワンマン公演でもあるように、新生CANDY GO!GO!の第一歩というべき姿を提示するライブにもしていきます。
なぎさ 最近よくアイドルさんでも、バンドをつけてライブを行うこともあるじゃないですか。圧倒的にうちらのほうが格好いい(笑)。とくに今回のワンマン公演は、今後のCANDY GO!GO!へ繋げるうえでもメッチャ大事なライブ。もちろん、シングル『HONEY TRAP』のリリースイベントも兼ねてるんですけど。それ以上に、CANDY GO!GO!と、今のメンバー個々の意志を強く示す場として捉えているからこそ、その想いをぜひ感じて欲しいんですよ。
磯野 過去にもCANDY GO!GO!は何度もバックバンドを付けたライブを演ってきましたが、それらとは明らかに違う意識でやる公演だからこそね。
なぎさ そう。CANDY GO!GO!は6人のヴォーカルと演奏陣とのバンドスタイルこそが本来あるべき形だということを、この日しっかり見せていきます。マジ格好いいので絶対に観に来て欲しいです。
菜月 6人編成になってから歌割もガラッと変えたように、これまでの楽曲でも違う新鮮さを持って伝えていける場になるからね。
なぎさ そう。2月11日にリーダーがCANDY GO!GO!を卒業。その2日後の公演から新生CANDY GO!GO!は全パートを入れ換え、これまでとは違うメンバーの歌割りで楽曲を歌い続けてきました。その間にまだ披露してない楽曲もこの日の公演では歌うように、新生CANDY GO!GO!の現状における集大成となる姿をCANDY GO!GO!の完全体として提示するからこそ、メンバーの気合いも半端ないんですよ。
杉本 わたし達候補生も、まだ正規メンバー昇格前ですが、ソロパートが一気に増えました。これって、自分たちにとってもチャンスの場。気持ちは正規メンバーとして毎回のステージに立っていれば、この日も、その姿勢を示していきます。
なぎさ バンドを従えた編成こそ、これからのCANDY GO!GO!として常態化していきたいスタイル。最終的には、どんなライブもバンド編成でやりたいんですよ。ただ、出演するイベントによっては不可能なことも多いからこそ、今回のワンマン公演を通し、その最終形態のCANDY GO!GO!をまずは感じて欲しいんです。
磯野 そう、近未来のCANDY GO!GO!の姿をね。
わたし達はこう言いたいです、「大丈夫ですけど、何か??」と。
――最期に、ワンマン公演へ向かう言葉をそれぞれいただけますか??
高城 新しい道筋を明確に示すCANDY GO!GO!のワンマン公演になるように、わたし達自身、今までとは違う気持ちで向かうライブになります。ぜひ、それを感じに来てください。
磯野 何より、演奏陣との息もぴったりのように、バンドスタイルのCANDY GO!GO!はかなりレベルアップしているから、その姿をぜひ確かめて欲しいです。
杉本 6人編成のCANDY GO!GO!として初のワンマン公演になります。初めては1回しかないこと。だからこそ、その初めてを楽しんでください。
永瀬 気持ちは正規メンバーとして、先輩方に負けないステージングを見せます。
なぎさ リーダーが卒業して以降、ファンの人たちに「なぎさは大丈夫なのか??」とめっちゃ心配されるんですけど。わたし達は平気だからこそ自信を持って活動をしているのに、そう思われてしまうのが悔しいんです。わたし、長年CANDY GO!GO!のメンバーとして活動しているからこそ言えるんですけど、「今のCANDY GO!GO!のほうが断然しっかりしています」。心配なんか、させません。むしろ、今が最高潮のCANDY GO!GO!なんです。だからこそ、その熱意をワンマンを通してしっかり伝えてやりますから!!
菜月 2月11日にリーダーが卒業したことで、「CANDY GO!GO!は大丈夫なのか??」と言われることが増えましたが、逆にわたし達はこう言いたいです、「大丈夫ですけど、何か??」と。その言葉の意味や今の意志を、この日のワンマン公演を通してしっかり伝えますから。
磯野 バンドシーンとアイドルシーン、その垣根をぜんぶぶち壊しボーダレスな活動を行う意志を示したCANDY GO!GO!、その言葉の意味をワンマン公演を通して確かめに来てください。
TEXT:長澤智典
★LIVE情報★
「HONEY TRAP
RELEASE ANNIVERSARY GIGS」
渋谷TSUTAYA O-NEST
2018年4月8日(日)
OPEN16:00 START17:00
料金:前売3000円 当日3500円(各1D別)
★CD情報★
4月8日発売:会場販売&配信限定シングル!
CANDY GO!GO! New Single「HONEY TRAP」
1: HONEY TRAP
2: Borderless
3: 未練タランティーノさん
4: BORDERLESS
(全4曲収録) \1500(税込) 限定2000枚販売!!
オフィシャルサイト
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