二度目の緊急事態宣言の発令以降、軒並みライブの中止や延期。もしくは、20時終了という時短開催と、バンドもライブハウス側もふたたび厳しい環境に置かれている。そんな制限の多い中でも、自分たちの拠点となるライブハウスを舞台に生きた言葉(音楽)を届け続けているバンドが多いことが、応援する側にとっても大きな心の救いや拠り所になっている。同時に、配信ライブを積極的に行なう傾向も強くなったことから、自宅でライブを楽しめる環境を得やすくなり、全国各地どころか世界中の人たちがライブに触れやすくもなっている。
今もScarlet Valseは生でライブを届ける姿勢を軸に据え、出来得る限り人前で歌を、演奏を届けることを大切に活動している。それでも、人数制限など、観たい人たちすべてにライブを伝えられる環境を得ているわけではない。Scarlet Valseにとってライブは、自分たちを一番に生かせる場。ならばと、彼らは新しいライブの届け方を行なうことを発表した。それが「毎週金曜日の20時より24時間限定で未発表のライブ映像を1曲無料で配信する」こと。
第一回目の配信が、1月29日(金)の20時から30日度の20時まで。今回は、最新シングル「Valkyrie」のライブ映像を届ける。今回の企画用に、Scarlet Valseは毎回12台のカメラを廻し、様々な角度からライブ姿を撮影し続けている。「Valkyrie」もいろんな角度から、しかも次々と場面を切り換え、メンバーたちの姿を写し出した内容に仕上げている。そのクオリティはMV並。現状、この企画を6-7回続けようと、Scarlet Valseはライブ映像の編集も進めている。
今後もScarlet Valseは、リアルや配信などの形を取りながら、企画性の強い様々なライブを予定している。
2月8日には、恵比寿club aimを舞台に「アコースティックスペシャルワンマン~Dawn from melancholy~」を開催。
2月15日には、Scarlet Valseから愛しい人たちに手渡すチョコレート代わりに「Scarlet Valse Valentine Day Special ONEMAN[Pure gift for you~Valentine Day Ver.~配信ワンマン]」と題し、配信スタイルでライブを届ける。
3月15日には、恵比寿club aimを舞台にホワイトデー企画として「Scarlet Valse White Day Special 30名限定ONEMAN[Pure gift for you~White Day ミニワンマン~]」を二部公演として行なう。
他にも、Scarlet Valseが積極的に行なっている2マン公演を、3月3日にAvilisを迎え「真紅なる純血種」と題して行なうことも決まっている。
どんな状況下だろうと、「自分たちの想い」を届ける活動を積極的に行ない続けるScarlet Valse。こういうバンドがいてくれるからこそ、僕らも音楽を失うことはないという希望を持ち続けられる。まだScarlet Valseのライブに触れたことのない方々は、今回の企画を通し「24時間、数分間の生きた(ライブ)姿」を観てもらいたい。そのうえで、何かしら心が動いたら、直接現場に。もしくは配信ライブを観ていただきたい。
TEXT:長澤智典
Scarlet Valse「Valkyrie」
https://www.youtube.com/watch?v=v6qOnYSigRI
ライブ日程は、以下を参照。
http://scarletvalse.com/main/show.html
Scarlet Valse twitter
https://twitter.com/ScarletValse
Scarlet Valse BLOG
https://lineblog.me/svalse0102/
Scarlet Valse Web
http://scarletvalse.com/